最近ではAGA(男性型脱毛症。Androgenetic Alopeciaの略)と言う言葉が認知されるようになり、薄毛は治療で治せることが分かってきました。
「男性型」とつくことから女性には無関係のように扱われてきましたが、女性の脱毛症にもFAGA(女性男性型脱毛症)という名がつき研究が進められています。
こちらはまだ一般への浸透は弱く、耳慣れない方が多いことと思います。今回は薄毛に悩む女性のためにFAGA(女性男性型脱毛症)について解説いたします。
この記事を書いたのは
東京で20年美容師をしておりましたヘアスタイリストのマリコと申します。
渋谷や原宿で勤務しておりましたが、お客様比率は学生さんよりもバリバリ働く世代の男性が多い美容室です。
薄毛の方や薄毛予備軍の方も多く、ヘアスタイルについて共に研究を重ねてきました。
同じ店舗で長年ヘアスタリストをしていたため、お客様の薄毛の進行や改善など、じっくりと身近で見させていただきました。
40代以上の女性のお客様で、徐々に薄毛へ進行していった方々の体験談を交えてFAGAについてまとめてみましたので、同じ悩みを持つ多くの女性の助けになれれば幸いです。
女性の薄毛FAGAとは?
まず、男性型脱毛症であるAGAは男性ホルモンの働きによって引き起こされる脱毛症の事を指していますが、FAGAも男性ホルモンが原因で女性が発症するAGAと言われています。
厚生労働省が専門医資格認定団体として日本皮膚科学会を認定しており、様々な病気診療のガイドラインを発表しています。
この日本皮膚科学会が近年FAGA(女性の男性型脱毛症)だけでなく、FPHL(Female Pattern Hair Loss=女性型脱毛症)という概念でごく最近、診療ガイドラインを発表しました。
何だかややこしい話しですが、女性も男性型脱毛症とひとくくりにされていた期間を経て、研究が進み「FAGAの原因がどうやら男性ホルモンだけではない」という事が分かったようです。
国際的に「FPHL」という呼び方が広がっており、今後はFPHLがスタンダードになるかもしれませんが、今回は旧来の呼び方である「FAGA」という呼称で進めていきます事をご了承ください。
FAGAの原因は?
FAGAは男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」の働きによって発症します。
ジヒドロテストステロンは、髪の成長サイクルを短くする事で知られています。本来まだまだ伸びるはずだった毛髪が抜けてしまい、新たに生えてくる毛髪は細く弱々し状態なため、髪密度が低下し脱毛症の状態になってしまいます。
女性ホルモンは髪を保つため(抜けない働きが強いため)に重要な役割を持っていますが、更年期を迎えるとその分泌量は急激に減少します。そこで男性ホルモンが優位になってしまいFAGAを発症します。
しかし先ほども述べました通り、この男性型脱毛症を引き起こす「ジヒドロテストステロン」だけが原因でないと言われ始めたのは最近のことです。次に、その違いを見てみましょう。
男性のAGAとの違いは?
まず大きな違いとしてあげられるのが、脱毛症状の現れ方が違います。男性はM字、O字と言われるように生え際や頭頂部から薄くなっていきます。女性の場合も生え際や頭頂部から脱毛が始まりますが、男性ほどくっきり、はっきりとは抜けません。
脱毛の範囲は男性に比べ広く、てっぺん全体という広範囲に及ぶ事が多いです。
また、薄くなっている部分は地肌が透けて見えるものの、「ツルツル」のような状態にならない事がほとんどです。これは、やはり女性ホルモンが男性より元々多い事が関係しています。
局部的ではなく頭頂部全体が薄くなる事から「びまん性脱毛症」と見分けが付きづらく、自己判断での対策が効果を発揮しない事も多いようです。
ここがポイント!
医療機関による治療ですが、男性のAGAで処方される薬が女性のFAGAには効果がない事、むしろ有害になってしまう事が分かっており、有効な治療法がまだ確立されていない点も大きな違いでしょう。
女性の薄毛の種類
先ほどあげたFAGAと見分けが付きづらい脱毛症である「びまん性脱毛症」は、本来女性がなりやすい脱毛症です。
しかし、男性に皆無か?と言うとそうではありません。
原因はストレスや乱れた生活習慣など多岐にわたります。
症状はAGAのように生え際又はてっぺんに現れやすいですが、一気に進行していく事は少なく、徐々に薄毛状態になります。
ツルツルではなく「まばら」な状態が長く続くので見た目はボリュームダウンしますが、一概に「禿げてしまった」と言い難い状況が続きます。
その他の脱毛症として下記はよく知られている脱毛症の一種です。
- 円形脱毛症
- 脂漏性脱毛症
- 牽引性脱毛症
- 分娩後脱毛症など
これらは比較的、原因が特定されており治療方針が決まりやすく、「原因」を取り除くと改善される事が多いようです。
ここがポイント!
しかし、多くの原因は「ストレス」と言われる事も多く、なかなか実生活で改善できない方もいらっしゃいますが、軽度の場合は外用薬やヘアケアにより改善される事があります。
症状が軽い方は比較的短期間で完治しているという報告も多く見受けられます。
白髪ケアが薄毛をまねく?
ここで、女性の大敵である「白髪」について触れさせていただきます。
まず毛髪とは、毛根で髪を生成する際に「メラニン色素」を取り込み、その方の髪色を作ります。
そのため、加齢によってそのメラニン色素を作る事が出来なくなり、白いまま生えてしまうのが「白髪」という事になります。
白髪の原因は加齢や遺伝ですが、それ以外にもストレスや食生活によっても増えると言われています。
白髪が増えるとどうしても見た目年齢が上がってしまうため、女性は特に白髪をなんとかしたいと考える方が多く、早い方だと20代から何かしらの白髪ケアを始めています。
白髪比率が30%を越えるとだいぶ老け込んだ印象になるので染める方が多いのですが、お化粧の途中にピンと立つ白髪を見つけ、「まだ数本だから抜いてしまおう…」というのは誰しもが経験している事と思いますが、その「抜く」行為が実はFAGAを加速させているケースもあるのです。
続いては、実際私のお客様がFAGAへ移行してしまったケースをご紹介します。
実際にお客様に起こってしまったFAGA
その方は現在40代後半の女性ですが、20代の頃から通われているお付き合いの長いお客様です。
長年事務職をされており、ファッションの好みも清楚でしたのでヘアスタイルも前髪があるストレートのセミロングで黒髪のまま過ごされていました。
髪質は太くて硬く、毛量も若干多め。所々うねるような癖があるので、日頃のスタイリングが楽にできるようにと、癖がなじみやすくなるトリートメントをされていました。
30代を迎え、数本出てきた白髪を気にされるようになり半年に一度カラーをしていました。元々白髪の本数も少なく、ストレートのセミロングだったので、ヘアスタイルのメンテナンス周期も長めで問題がなく、来店周期は3ヶ月に1回程度でした。
定期的に通われていましたが、ある時期、来店されなかった期間があり、「他の美容室に通われているのかな?」と思っていたら、1年ほど経った頃にまたいらっしゃいました。久しぶりの来店に喜びましたが、随分と疲れた印象を受けつつカウンセリングを開始しました。
その時に気が付いたのですが、頭頂部のボリュームが著しく減っており、内側の髪に白髪が増えていました。ストレスで髪質の変化があったのかな?と思いましたが、希望のスタイルは以前と同じでしたので、カットとトリートメントをしてお帰りになりました。
そこからまた定期的に通われるようになりましたが、みるみるうちに頭頂部の地肌が見えるほど薄くなっていたので、生活環境やヘアケアについて尋ねると「見える部分(頭頂部や顔周り)の白髪は全て自分で抜いている」という事が分かりました。
最初は数本だった白髪も、来店されない1年で少しずつ増え、毎日見つけるたびに抜いており「頭頂部のボリュームが出なくなってきている事が悩み」との事でした。
まずは白髪を抜く事を止め、白髪でも良いから髪を生やし白髪染めでカバーしましょうとアドバイスをし、抜くのをやめていただきました。見える部分の白髪を抜きまくってしまい明らかに毛量が減っている状態で、その時は正直どの程度髪が生えてくるか、ボリュームは元に戻るのか分かりませんでした。
その後、1年ほどかけて頭頂部の白髪を生やしては染め、を繰り返しましたが以前のようなボリューム感は出ませんでした。
何度も白髪を抜いた事による毛根へのダメージから、新たに生えてきた白髪も細く弱々しい状態で、お客様本来の髪質とは程遠い状態。透け透けだった頭頂部がわずかに改善された程度のように感じました。
お客様の気になるその後
その状態から10年経った現在の頭頂部は新しい髪が生え、抜いていた髪も太さが戻りました。
しかし、加齢という自然現象なのかあの時抜きすぎた影響なのか、はたまた両方か、30代の頃の髪質に比べると少し元気がなく、また頭頂部も他の部位に比べると若干薄いかなという状態です。
しかし1年間白髪を抜きまくり、その後抜く事をやめてもらった時の状態を思い出すと本当に改善したと思います。1年ですっかり元に戻ったわけではなく、そこからの10年で徐々に改善されていったという感じです。
まず、シャンプーやトリートメントを低刺激でなおかつ育毛系の成分が含まれているものに変えてもらいました。また、来店時に白髪をカラーする際は薬剤が肌につかないようにし、ヘッドマッサージを重点的にしたトリートメントを施術していました。ご自宅でもなるべく育毛剤を使用し、頭皮のマッサージを行ってもらうようにしました。
3年ほど経った頃にだいぶ良くなったと実感されています。
即効性はないものの、新たに生え揃うまでの毛周期が整いつつある事を我々も実感した出来事です。
「白髪は抜くと増える」は迷信ですが、「白髪は抜くと禿げる」は事実です。
もちろん絶対ではありませんが、抜くという行為はリスクしかありません。抜く時に毛根を傷めてしまうと健康な髪が生えてこなかったり、髪が育つサイクルが乱れたりします。
正直、1~2本の白髪なら抜いてもいいとは思いますが、1度抜くと次々と見つけてしまい抜く事が止められなくなります。
また、だいたい抜く場所というのがご自分で見える場所、すなわち頭頂部、顔まわりであり、一番ボリュームが必要な部分なのです。その部分から毛量を減らしてしまうと白髪と同等に老け込んだ印象になります。
ここがポイント!
白髪が気になるのなら、抜くよりも「白髪染め」を強くおすすめします。髪はいつか痩せて細くなるため、全体のボリュームは減るので、できるだけ温存する方が良いのです。
FAGAかも…と思ったらすべきこと
最近ヘアスタイルがイマイチきまらない。トップ(頭頂部)のボリュームが出づらい。分け目が目立つようになってきた。私の額ってこんなに広かったっけ?…そんな悩みを感じ始めたらFAGAが進行している可能性があります。
FAGAの原因は
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 食生活の乱れ
- 生活習慣
- 冷え症の悪化
- 間違ったヘアケアなど
上記以外にも、まだ原因になりうるものがたくさんあり、それらが複数結びつきFAGAを引き起こすと考えられています。
ここがポイント!
正しい食生活や生活サイクルを心がけ、ストレスをなるべく遠ざける事から始めてみてください。
薄毛になったらヘアスタイルを変えてみる事も重要
生活習慣の見直しや、ストレスをためない事など、今まで無意識にやってきた事を改善していくには時間がかかります。
また、それらを改善して正しい毛髪サイクルを取り戻すにはそれなりの時間が必要になるでしょう。先ほどあげたお客様の例でも手応えを感じるのに1年以上かかりました。
すぐに毛量を戻すためにはウィッグをするという選択肢もありますが、なかなか手が出ない方が多いです。
だいたいの方がそこまでの進行状態ではないので、ヘアスタイルを変えるだけでかなり印象が良くなります。
続いては薄くなってしまった髪の印象を変えるおすすめのヘアスタイルをご紹介します。
おすすめのヘアスタイルとは?
薄毛といっても色々なパターンがありますが、ヘアスタイル全般に言えるのは短くするのが一番です。
例えば、髪が長くオールバックでポニーテールをしていた方だったら前髪を作ったり、分け目があるスタイルの方はトップ(頭頂部)にレイヤーを入れる部分(段。短い髪の毛)を作るとボリュームが出やすくなります。
結んだり分けたりすると髪の「面」が強調されるため、よりボリュームの無さが目立ちます。
寝かしつけるようなヘアスタイルは避け、短い部分を作る事で髪が立ち上がり地肌透けにくくなります。
ロングの方がいきなりショートにするのもかなり勇気がいる事ですが、牽引性脱毛症が引き金になりFAGAに発展している可能性もあるので改善の可能性は高くなります。
「ショートヘア」と聞くと、ものすごく短く、元気でボーイッシュな印象を想像する方も多い事でしょう。しかし現在ではショートヘアのデザインが格段に増えました。
ここがポイント!
ショートでも女性らしく、色っぽいスタイル、可愛らしいスタイルがたくさんあるので、ショートの得意な美容師さんを見つけましょう。
ヘアケア製品の見直しを
FAGAの原因の1つでもある「合わないヘアケア製品の使用」ですが、毎日使用しているのでご自分に合っているかどうかが分からない方も多いのではないでしょうか?
問題なく使用できている場合も多いのですが、合っていない場合は以下のような症状が出ます。
- フケ
- かゆみ
- 地肌のベタベタ感
- 頭皮が臭うようになった
かゆみの場合はすぐに気づく事が多いですが、その他の症状は気がつくまでに時間がかかる事が多いです。また、かゆみは出ていないものの頭皮が赤っぽくなっている時もなかなか気づきません。
ここがポイント!
薄毛の気になる部分の頭皮は、定期的にチェックするようにしましょう。
薄毛におすすめの育毛シャンプーとは?
薄毛対策に欠かせないのが毎日使用するシャンプートリートメントです。
スタイリング剤などとは違い、地肌に付いてしまうものですし、汚れを落とすという重要な役割を担っているのでご自分に合うシャンプーを見つけましょう。
おすすめ育毛シャンプーの特徴としては、以下に挙げたものになりますが、これらに気をつけて選びましょう。
- 界面活性剤(洗浄成分)はアミノ酸系のシャンプー
- パラベン、着色料、香料などが含有されていないもの
- 天然由来成分、エキスが配合されているもの
界面活性剤は量販されているもののほとんどが「高級アルコール系」が使用されており、配合成分表記の2番目か3番目あたりに○○硫酸と記載されています。こちらは洗浄力が強く、頭皮を乾燥させ痒みや炎症につながる事があります。
また、シャンプーも男性用の育毛シャンプーは女性用より洗浄力が高めに設定されているものが多いので必ず女性が使用できるものなのか確認しましょう。
香料や着色料、防腐剤等は肌に良い影響を与えるものはなく、できるだけ不要な成分は含まれていない方が良いです。
逆に含まれていてほしい成分にはハーブ生薬系のエキスまたはオイルです。発毛効果、育毛効果、頭皮環境を整える効果など様々な効能が確認されています。一概にどの成分が良いと言い切れませんが、良い効果が認められているため含有されている方が好ましいでしょう。
ただ、FAGAの場合は成分も大切ですが一番重要視すべきところは「仕上がり」です。
ここがポイント!
男性ほどツルツルに禿げないため、残っている毛量をいかに多く見せるかが勝負になるので、シャンプーして乾かした後、どのくらいふんわり仕上がるかが大切です。
各メーカーによりハリやコシの出方が違うのと、元々の髪質に合うかどうか個人差があるので色々と試す他ありませんが、薄毛に有効な成分が含まれているシャンプーやトリートメントで日々ケアすることはとても大切です。
育毛剤はシャンプーと一緒に使うべき?
ヘアケア製品でよく見かけるようになったのが「女性用育毛剤」です。
現在ではFAGAの方が増え、需要が高まり様々なメーカーから女性専用の育毛剤が発売されています。特性がそれぞれなので、正直どれを選んだら良いのか分からない方も多い事でしょう。
当サイトでは、おすすめの育毛剤をランキング形式でまとめましたので、そちらを参考にされると良いでしょう。
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女性向けおすすめ育毛剤ランキング |毛髪診断士が選んだTOP10
最近では生活習慣の乱れや加齢、ホルモンバランスの崩れなどが原因で、女性の抜け毛や薄毛の悩みが増えています。しかし、対策として男性用の育毛剤を使用しても効果的ではありません。 あくまでも女性に合った栄養 ...
育毛系のシャンプーはどちらかというと「頭皮環境を整え、脱毛を防ぐ」傾向にあり、男性のAGAシャンプーのように発毛効果のある成分がふんだんに配合されている商品はあまりありません。
というのも、FAGAの原因は男性のAGAより複雑で特定されない事が多いからです。
ここがポイント!
また、男性のAGA治療に使用される成分は女性のFAGAには効果がなかったり、場合によっては悪影響を及ぼす事から女性の使用を禁止する成分もあります。シャンプーも育毛剤も女性が使用できるものなのかを必ずチェックして下さい。
ご自分に合う育毛剤に出会えた方は効果を早いうちから実感しており、改善が見られたと口コミでも報告されていました。
薄毛治療は早期から始めるほど効果が出やすいと言われています。薄毛が気になったらすぐにケアを開始しましょう。
しかし, 病的要因も考えられますので、あまりにも急激に、男性のように薄くなった場合はクリニックを受診する事をおすすめします。
医療機関に行きたくない人は遺伝子検査という選択も
薄毛になっている面積や密度は個人差があり、どの状態になったらクリニックへ行くべきか。これは見極めが難しい問題です。
気になり始めた時が何らかのケアを開始すべき時期ですが、クリニックへ行く勇気が出ない方や、お住まいの問題などでクリニックへ行くのが難しい方も中にはいらっしゃることでしょう。
そんな方におすすめしたいのがこの遺伝子検査です。
遺伝子検査付き育毛剤 ペルソナ公式サイト
自宅で簡単に細胞を採取し(口の中から頬の内側の粘膜を綿棒で取るだけ)ポストに投函すると2~3週間で毛髪における遺伝的傾向が記されたレポートが届きます。AGAになりやすいのか?頭皮は弱くないのか?などの傾向が分かれば対策の仕方も変わるでしょう。
また、この遺伝子検査キットを発売しているメーカーはその遺伝子検査を元に、育毛剤を個々に合わせブレンドしてくれます。
検査によって傾向が分かるので、その原因について根拠のある成分を選び、調合しているためそれぞれの成分配合は異なります。
シャンプー業界も「オーダーメイドシャンプー」が発表されていますが、育毛剤にもそんな流れが来始めています。
ここがポイント!
ペルソナの注目すべきところは、女性のFAGAにも対応しているというところでしょう。
女性用の育毛剤は男性用に比べ、発毛効果の高い成分が配合されている商品は少ないように感じます。それは原因が特定できないという背景もあるので、市販されている単一の処方である育毛剤では効果が出ない方も事実いらっしゃいます。
こんな方にもおすすめ!
クリニックに行くことができない、行く勇気が出ない方はこちらで効果的な育毛剤をブレンドしてもらうと良いでしょう。
まとめ
女性の薄毛はどうしても老け込んだ印象になるため、白髪と同等に嫌がる方が多いのですが、白髪は染めれば解決します。しかし毛量の減少はどうする事もできないと、長年思われていました。
女性の薄毛、FAGAはまだ解明されていない事が多く、研究もまだまだ発展期ですが一昔前に比べ、対策の取り方が増えてきました。
過去、短くするしか方法がありませんでしたが、現在は外用薬や内服(サプリメント)などからもアプローチでき、効果を実感している方が増えています。