女性なら、誰もが美しい髪を保ち続けたいと思いますよね。
その健康的で美しい髪をキープするためには、毎日の髪のメンテナンスやお手入れが欠かせません。
今回は、誰でも簡単にできる日頃からのヘアケアやお手入れ方法をまとめました。女性の年代に限らず、薄毛や白髪、脱毛に悩む女性の日頃のヘアケアの参考にしてください。
この記事を書いたのは?
今回の記事を書いたのは看護師歴15年のアラフォーナースです。
若い頃にはなかった髪の薄毛が30代半ば頃より気になり始め、自分も例外ではないのだとショックを受けたのが薄毛に興味を持ったきっかけでした。
それからというものの、薄毛や脱毛について調べて自分でできる対策を行ってきました。薄毛や脱毛は、もちろん年齢によるところが多いのですが、それ以外にも食生活や日常のストレスが大きく影響していたことを実感しています。
薄毛・脱毛に対する実体験を通して、自分の髪の健康を維持することの大切さを伝えていきたいと思っています。
女性がよくやりがちな髪へのNG習慣とは?
薄毛が気になり始めてきたのに、どんな薄毛対策をすればいいのか、何から始めればいいのか分からないという人も多いでしょう。
また、普段は仕事や家事に忙しくて、自分のヘアケアまで手が回らないという人もいますよね。
しかし、正しいヘアケアをしていないと、いずれ年齢とともに髪もつややハリがなくなり、人によっては脱毛が進み、より薄毛が目立ってくるようになります。
みなさんは、こんな生活や習慣がありませんか?
- 生活リズムが不規則で食生活のバランスが取れていない
- 睡眠・運動不足、ストレスが多い生活を送っている
- 毎日の洗髪ではこれまでの習慣にならい、適当に髪を洗っている
- 髪に負担のある結び方を続けている
いくつか当てはまる、なかにはすべてが当てはまるという人もいたのではないでしょうか。
実はこれ、ほんの一例ではありますが、すべての項目が髪の健康のためにはNG習慣となります。
ここがポイント!
しかし、逆にいうと、生活習慣(食事・運動・睡眠)やストレス、洗髪方法、髪のいたわり方などを適切な行動ができれば、髪を健康に美しく保ち薄毛を予防しやすくなるといえるのです。
髪と頭皮のメンテナンスに必要なこととは?
それでは、健康で美しい髪を育て薄毛を予防するにはどうすれば良いでしょうか?
それには、以下の3つのようなことに気をつけると良いでしょう。
- 毛穴のつまりや頭皮の乾燥を防ぐ
- 頭皮をやわらかく保つ
- 毛髪を作る元になる毛母(もうぼ)細胞を活気づける
それぞれの項目について簡単に説明しますね。
① 頭皮の毛穴のつまりや乾燥を防ぐ
まずは、頭皮を清潔に保ち、毛穴のつまりを防ぎます。さらに頭皮も保湿をし、乾燥を防ぎます。
頭皮に保湿のためにできることは、自分に髪や皮膚にあったシャンプーを使い、頭皮マッサージをしながら洗髪したり、頭皮用の化粧水をお風呂上がりに使ったりするのも良い方法です。
頭皮にも保湿が必要だということは、なかなか意識できなかったことですよね。
ですが、乾燥や紫外線などからの頭皮へのダメージが進むと、頭皮がしだいに硬く薄くなっていきます。
それにより、頭皮の血液の流れも悪くなり、栄養分が髪の毛に運ばれにくくなり、脱毛や細毛、白髪が増えていくようになるのです。
ここがポイント!
これを防ぐためにも、頭皮の毛穴を清潔に保ち、頭皮の乾燥を防ぐことが大切になります。
② 頭皮をやわらかく保つ
頭皮のマッサージが髪の毛に良いと分かっていても、なかなか普段の洗髪のときにじっくりとマッサージをするのは大変という人もいるでしょう。
ここがポイント!
しかし、軽く頭皮マッサージをすることを習慣化するだけでも、少しずつ頭皮は柔らかくなっていきます。
それにより、頭皮の血液の流れが良くなり、代謝も改善され、髪の毛に栄養も行き渡りやすくなるのです。
③ 毛母細胞を活気づける
毛母細胞とは、髪の毛を作り出している細胞です。
この毛母細胞が、細胞分裂を繰り返すことで、毛髪が作り出されていきます。
ですので、毛母細胞を活性化させることで、薄毛を防ぎ、頭皮の状態も良くしていくことができます。
活性化させるためには、まずは頭皮の血流を良くさせることです。
ここがポイント!
それには、体全体の代謝や血液の流れを良くするために、食事や運動、睡眠といった基本的な生活習慣を改善することが大切になります。
日頃から簡単にできる!薄毛お手入れ方法とは?
薄毛を予防するには、髪を育て脱毛を予防することが大切です。そのためには、髪の土台となる頭皮ケアに注目してお手入れを行います。
美しく健康な髪の土台作りに必要なこととして、以下のようなものが挙げられます。
- 髪に必要な栄養素を摂る
- 自宅でできるヘアケアや頭皮ケアを行う
- ストレスを溜めない生活を送る
- スタイリングを工夫する
それぞれについて説明をしていきましょう。
① 髪に必要な栄養素を送る
髪の健康を保つには、人間の体と同じく、普段食べる食事に気をつけます。
髪に栄養を送るのは、頭皮に流れる細かい血管を流れる血液です。そして髪の成分の元になるのはタンパク質の元である「ケラチン」。
ですので、とくにタンパク質を多く摂取できる食事をこころがけると良いです。
具体的には、一例としてこれらを意識すると良いでしょう。
- 良質なタンパク質を多く摂る(卵・肉類・乳製品など)
- ナッツ類を多く撮る(植物性タンパク質)
ここがポイント!
この植物性タンパク質は、ミネラルも多く含んでおり、頭皮や髪に栄養を行き渡らせる効果が期待できます。
なかなか普段の食事からこれらのタンパク質や栄養素をとるのは難しいという人は、例えばサプリメントなどから摂取するのも良い方法でしょう。
② 自宅でできるヘア&頭皮ケアを行う
おそらく多くの女性が誤って認識しているかもしれないのが、毎日の洗髪の方法です。
基本は、髪の毛を洗うでのはなく頭皮を洗い、そして頭皮を乾かすことがポイント。
さらに、切れ毛を防ぐために、洗髪のときには毛髪のキューティクルを傷つけない洗い方がとても大切になります。
とくに洗髪のときには、髪にかかる負担を最小限にすることが基本となります。
でも実際は、シャンプーのときに毛をゴシゴシと擦り合わせて洗っていませんか?
正しいシャンプーの方法
シャンプー前のブラッシング
ではどんな洗い方がいいのかというと、まずシャンプーをする前にブラッシングで髪についたホコリを落とします。
シャンプー&トリートメント
シャンプーのときは、髪全体をお湯で洗い流したら、適量のシャンプーを手につけて頭皮を指の腹で優しくマッサージするように洗います。
トリートメントも毛先につけたらあとは洗い流すだけにします。
ここがポイント!
根元にトリートメントが残らないようにすることも忘れずに。それが毛詰まりの原因になります。
ヘアドライ
お風呂上がりにはなるべく素早くドライヤーで「頭皮を乾かす」ようにしましょう。
濡れた髪は、キューティクルが開き最もデリケートになっているため、タオルで優しく包み水分をとります。
その後は素早く髪の上から下へ温風をかけて乾かしていきます。生乾きのままだと、頭皮に雑菌が繁殖しやすく、炎症を起こしかゆみの原因にもなるからです。
はじめは慣れない髪の洗い方でも、髪をいたわる洗髪をしたか、しないかでその後の髪の健康や薄毛にも大きく影響します。
③ ストレスを溜めない生活を送る
日頃どうしても身体に溜めがちなストレスですが、過度なストレスは自律神経のアンバランスにつながります。
その自律神経は、髪の成長に重要なホルモンの分泌を調整する大事な役割があります。
ですので、ストレスを溜めず、規則正しい生活や生活習慣を送ることで、自律神経やホルモン分泌を整え、それが薄毛を予防するには大切なことといえます。
④スタイリングを工夫する
すでに薄毛であっても、スタイリングの仕方によってはだいぶ薄毛をカバーすることが可能です。
髪のボリュームをあげるため、頭頂部がふんわりとなるようにスタイリングをします。
それだけでも、たとえ薄毛であっても、雰囲気が変わってきますよね。
注意!
また切れ毛や脱毛を誘引するような、髪の結び方や過度なヘアアイロンやドライヤーの使用も避けることも大切です。
とにかく日頃から髪に負担をかけずに、なるべく自然な形で髪の美しさや健康を保てるようにするのが、日頃からのメンテナンスの秘訣ともいえますね。
まとめ
女性の美しく健康的な髪を維持するためには、髪の土台である「頭皮」をしっかりとケアすることが大事です。